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インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみなどをすることにより、ウイルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。これを、飛沫(ひまつ)感染と言います。
通常は、初冬から春先に流行がみられますが、ときには春期、夏期にもみられます。典型的なインフルエンザの症状は、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛み、咳、鼻水などです。普通の風邪に比べて全身症状が強く、気管支炎や肺炎などを合併し、重症化することが多いのがインフルエンザの特徴です。
予防の基本は、流行前に予防接種を受けることです。これは世界的にも認められている最も有効な予防法です。インフルエンザは空気中に拡散されたウイルスによって感染しますから、感染予防のためには、人混みは避けましょう。また、常日ごろから十分な栄養や休息をとることも大事です。インフルエンザの感染の広がりには、空気の乾燥が関連しているので、室内では加湿器などを使って加湿しましょう。外出時のマスクや帰宅時のうがい、手洗いは、普通のかぜの予防と併せてお勧めします。
肺炎球菌ワクチンは、1度の接種で抗体が5年以上持続します。5年以内に再接種を行うと初回接種よりも接種部位での強い副反応が報告されています。そのため5年以内に肺炎球菌ワクチンの予防接種をされている方は接種を行わないでください。インフルエンザのように毎年接種する必要はありません。