2014年10月18日 清瀬ホスピス緩和ケア週間2014

清瀬市は、病院が多い町と周知されていますが、その中でもホスピス緩和ケア関連の医療機関が充実しております。地域によっては、県に1~2施設しか緩和ケア病棟がないという地域もありますが、清瀬市には、3つの緩和ケア病棟、緩和ケアチームを有する病院、在宅ホスピスを行う医院などがあり、まさに“ホスピスタウン”といえます。
3人に1人はがんになる時代です。がんになると、さまざまな苦痛(痛み、吐き気、倦怠感、食欲不振、腹部のはりなど)が出現しますが、多くの患者さんは、症状を我慢して、がんの治療だけを行おうとします。また、「緩和ケアはあきらめの医療」「麻薬を使ったら終わり」といった誤解を抱いているために、緩和ケア医療を受けず、苦痛の中過ごしている方も多くいらっしゃいます。
「全ての人にホスピス緩和ケアを」をテーマに、信愛病院と信愛訪問看護ステーションほほえみは、同じ清瀬市にある東京病院、救世軍清瀬病院、複十字病院と共同で、「清瀬ホスピス緩和ケア週間2014」を開催しました。2014年8月より、パネル展示を行い、10月18日には記念講演会と祈りのコンサート、見学ツアーなどを行いました。
特設サイトで講演の様子を掲載しましたので、ご覧ください。
また、清瀬ウィッシュツリーというイベントも行い、願いが書かれた葉によって素敵な木が完成しました。

清瀬ウィッシュツリー