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相手の「心」を大切に、
丁寧にかかわりを持つ

A病棟(緩和ケア病棟) - 2012年入職

Y・Hさん

入職の決め手は何ですか?

信愛病院に入職前は一般病棟で勤務していましたが、そこではいつも忙しさに流されていく毎日で、いつの間にか看護が業務になっていることに気が付きました。
もっと患者様一人一人を大切にして寄り添った看護がしたいという思いが強くなり、当院で勤務していた先輩看護師に声をかけてもらいました。

病院見学ではスタッフが患者様を大切に考えて看護している様子を見て、ここは人を大切にする病院だ」と感じ、この病院で頑張ろうと決めました。

信愛病院の自慢できるところ、魅力を教えてください。

信愛病院は「信・望・愛」を大切にしています。これは「信頼すること」「望むこと」「愛すること」を指しています。ここに集まる人々はとても温かいです。長く勤めているスタッフも多く、また退職後に再就職するスタッフもいるので、働きやすくて居心地がいい職場環境であることを感じます。

私自身も辛いとき、楽しいとき、うれしいときを共有できる仲間と、認めてくれる上司がいることが自慢です。

このお仕事をしていてよかったと思う時は?

緩和ケア病棟に入院している患者様は、人生が終わる時を迎えなければいけないことに苦悩しています。
緩和ケア病棟に勤務して間もないころ、俳句を趣味にしていた患者様が、「ここは柵なき牢獄」と句を詠まれました。私はとてもショックでしたが、俳句に隠された気持ちに寄り添い、丁寧にかかわるようにしました。お別れが近づくころには「命の綱」と表現が変わっていきました。安心して過ごすことができたのだと思います。

患者様やご家族に「ここにきてよかった」と思ってもらえたとき、この仕事をしてきてよかったと思います。

働く上で大切にしていること

私はいつも5つの「心」を大切にしています。
何事にも感謝する「心」。自分本位にならない謙虚な「心」。相手のことを考えられる思いやりの「心」。意見を聞き、反省できる素直な「心」。そして私とは違う、相手の「心」です。

看護の対象は「心を持った人々」です。自分自身のことを見つめ、患者様もご家族も、一緒に働くスタッフも、誰に対しても一人の人として丁寧にかかわっていきたいと思っています。

求職者のみなさんへのメッセージ

看護師という職業は大変な時もありますが、それ以上にやりがいがあります。自己実現のために自分が歩む道のりには「わくわくすること」「ドキドキすること」がいっぱいです。ぜひ信愛病院で一緒に心をときめかせませんか。