わたしたちの想い
院長挨拶
当院は、一般の外来および入院診療に加えて、困っている人を助けるという社会福祉法人の基本理念のもと、無料または低額診療事業なども積極的に行っています。また患者様の人権を尊重し2000年より抑制を原則廃止しています。入院は一般病棟、回復期リハビリテーション病棟、医療療養病棟、ホスピス緩和ケア病棟で受け入れが可能です。また信愛報恩会の運営する系列介護施設と協力して医療・介護・福祉サービスを切れ目なく提供し地域共生社会の実現に貢献いたします。
信愛病院の使命
無料低額診療(社会的使命)
社会福祉法に基づき、生計困難者が経済的な理由によって、必要な医療をうける機会を制限されることのないよう無料又は低額な料金での診療を積極的に行います。これは、社会福祉法人としての社会的な使命です。
医療費の減額と免除
経済的な理由で医療を受けられない方などに対し、無料または低額な料金で診療を行っています。
医療ソーシャルワーカーの配置
医療ソーシャルワーカーが、福祉の視点から患者さまの医療上、生活上の相談に応じます。
無料医療相談
生計が困難な方などに対して、医療相談などを無料 で実施しています。
地域医療への貢献
地域住民の皆さまが、いつでも安心して利用できる病院づくりを目指し、近隣の診療所、病院、併設福祉施設との連携をとりながら、保健・医療・介護・福祉事業を推進していきます。 また、患者さまの在宅復帰や、訪問診療、訪問看護を通して地域在宅医療サービスの提供を行っています。その他、人間ドックや健康診断などを通して、地域住民の健康管理にも気を配り、公開講座、患者会、がんカフェなど、地域の方の交流の場の提供も行います。
福祉医療サービス
当院では、病める人や高齢者の権利を尊重し、慢性期医療や介護サービスの向上に努めています。その他、病棟の特徴にあわせて、リハビリテーションも積極的に行っており、在宅復帰支援に取り組んでいます。 当院の福祉医療サービスでは、がん患者及び認知症患者などの療養患者の受け入れも行い、質の高い療養生活(音楽療法・動物ふれあい活動・アロマテラピーなどの補助療法の導入や、病院ボランティアを受け入れ)の提供に努め、患者・家族への心理・社会的なサポートの充実の他、大学病院や地域の病院と診療連携をして、最新医療の提供をしています。 *慢性期医療の中では、亜急性期的治療から回復期、維持期、終末期のステージまで一貫とした切れ目のない診療を当院の中で行うことができます。
抑制廃止宣言(2000年2月22日)
「信愛病院を利用する患者さま及びご家族の人権を尊重するために、抑制廃止をここに宣言します。」
尚、上記宣言の徹底を図るために、職員一同心配り、目配り、気配りに努め、患者さまひとり一人のニーズに対応したケアを実現します。
信愛病院が大切にしていること
信愛コミットメント
2012年にある事業所で、残念ながら、虐待や類似行為の問題が発生しました。
このことを私たちは真摯に受け止め、もう一度初心に立ち返り、ケアのあり方やサービス水準の向上、仲間との信頼関係について、話し合いました。
ここに提示する「信愛コミットメント」は、信愛報恩会職員である私たち一人ひとりの行動の指針です。
「信愛なら、安心して大切な人をあずけられる」と一人でも多くの方にそう感じていただくために、私たちは12の誓いをお約束します。
私たちは、患者・利用者のみなさまを大切にします
1. みなさまが困っているとき、素通りしません
2. みなさまのお気持ちを考え、みなさまの「物語り」を大切に聴きます
3. みなさまを不快にさせる乱暴な言葉遣いや行為はぜったいしません
4. みなさまのご家族や友人も大切にします
5. どこにいても、最後の時まで、私たちが見守ります
私たちは、私たちの職場を大切にします
6. いつも笑顔であいさつします
7. 仲間の体調を気遣い、お互いに理解が深められるようにします
8. 不適切な言動を注意しあい、仲間と共に学びあい、役割・責任をはたします
9. 良いケアをするために、自分自身の健康管理に努めます
私たちは、地域のみなさまを大切にします
10. 地域に愛されるサービスをおこないます
11. いつでも気軽に立ち寄れる[信愛さん]をめざします
12. ボランティアの方へ感謝を表します
信愛病院の歩み・沿革
Faith-Hope-Love(信望愛)
今から100年前、ひとりの敬虔なクリスチャン(初代理事長 松野菊太郎)が、見捨てられていた結核患者を祈り、生きる家を建てたいと願いました。わたしたちは、その精神を引き継ぎ、病に苦しんでいる人たちを助け、共に希望をもって生きることを願っています。
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1940年(昭和15年)
信愛病院開設 (信愛病院開設者 長沢正)
※写真は昭和16年開設時の信愛病院玄関 -
1968年(昭和43年)
結核医療から成人病医療へ
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1975年(昭和50年)
リハビリテーション導入
※写真は昭和50年時のリハビリ訓練室 -
1976年(昭和51年)
公開講座開始、病院ボランティア導入
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1981年(昭和56年)
東久留米市訪問看護指導開始
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1985年(昭和60年)
日大医学生実習開始
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1986年(昭和61年)
十文字女子短大ボランティア体験実習開始
清瀬市学校給食職員健康管理医
4市組合立屎尿ゴミ処理「柳泉園」産業医
障害者施設「東京アフターケア協会」健康管理医 -
1991年(平成3年)
訪問診療開始
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1993年(平成5年)
療養型病床群102床導入、療養型病床群訪問診療開始
※写真は平成5年時の療養型病床群 -
1994年(平成6年)
信愛在宅ケア連絡会開始
病院6時給食開始 -
1995年(平成7年)
病院増改築工事着工
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1996年(平成8年)
院外処方開始・送迎バス委託
増改築工事完了・一般病床44、緩和ケア病床20、認知症専用療養型病床36となる
※写真は平成8年信愛病院新館増改築後の写真 -
1997年(平成9年)
土曜コンサート開始
動物ふれあい活動導入
音楽療法導入 -
1998年(平成10年)
許可病床202床を199床へ削減(一般43、緩和ケア20、療養型136)
ケアマネージャー養成
アロマテラピー導入
化粧ボランティア導入
病院ホームページの開設 -
2000年(平成12年)
抑制廃止宣言
介護療養型医療施設(136床)導入
※写真は平成12年の抑制廃止宣言時 -
2001年(平成13年)
日本医療機能評価機構による病院機能評価認定証受理
看護部キャップレスを実施
患者クリスマス祝会において「第九コンサート」を実施
※写真は平成13年第九コンサートの様子 -
2004年(平成16年)
病院送迎バスを新型車両に変更
※写真は信愛病院 無料バス -
2006年(平成18年)
病院機能評価更新認定証受理
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2009年(平成21年)
ホスピス緩和ケア週間企画開催
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2010年(平成22年)
回復期リハビリテーション病棟開棟
人間ドック開始 -
2011年(平成23年)
病院機能評価更新認定証受理
がんカフェ開始 -
2016年(平成28年)1月
信愛病院
医療機能評価3rdG:Ver.1.1受審 -
2016年(平成28年)3月
信愛病院
電子カルテ導入 -
2017年(平成29年)6月
介護療養型医療施設E病棟34床を医療療養病棟(療養病棟入院基本料2)に転換、介護療養型医療施設 70床(2病棟)→36床(1病棟)
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2019年(平成31年)3月
リハビリ棟耐震補強工事竣工
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2020年(令和2年)5月
病床転換により 療養病棟入院基本料1 68床(2病棟)→52床(1病棟)、回復期リハビリテーション病棟3 32床→48床
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2020年(令和2年)10月
病床転換により 療養病棟入院基本料1 52床→40床、回復期リハビリテーション病棟3 48床→60床
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2020年(令和2年)10月
医療法人財団緑秀会よりサービス付き高齢者向け住宅 みどりの樹清瀬および併設のデイサービスセンターみどりの樹を事業継承
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2020年(令和2年)12月
回復期リハビリテーション病棟3を2に届出変更
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2021年(令和3年)9月
信愛病院
医療機能評価3rdG:Ver.2.0受審(新型コロナウィルスによる緊急事態宣言のため1月受審予定が半年延期となる) -
2023年(令和5年)7月
信愛病院
介護療養型医療施設(C病棟36床)を医療療養病棟(療養病棟入院基本料1)に転換。これにより介護療養型医療施設はすべて医療保険の病棟へ転換終了。 -
2023年(令和5年)7月
信愛病院
回復期リハビリテーション病棟2(DF病棟60床)を1に届出変更