補助療法について

補助療法とは

疾病だけを見るのではなく、疾病をもつ人間を全体的に見るという考え方で、その人に備わっている自然治癒力を高めるために行う療法であり、医療の中での新しい風となっています。 

補助療法一覧

音楽療法 -Music Therapy-

当院には、音楽療法士が勤務しており、病棟で音楽療法を行っています。
音楽療法では、患者さまの希望や状態にあわせて音楽を使用していきます。歌を歌ったり、楽器を演奏したりすることもあれば、音楽を聴いたり、リラクゼーションを行うこともあります。

音楽を聴いたり、歌を歌ったりすると、私達は楽しくなったり、心が慰められたり、リラックスしたり、忘れていた事柄や人物を思い出したりします。音楽療法ではそういった音楽の特性を利用して、患者さまの療養生活のサポートを行ってまいります。

病棟での集団音楽療法はどなたでも参加できます。また、ご希望があれば、個別音楽療法も行っています。

動物ふれあい活動・動物在介療法 -Animal Assited Activity & Therapy–

公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)のご協力により、獣医師及び、資格を得たボランティアとトレーニングを受けた動物が月に1回病院に訪問しています。主に病棟(病棟デイルームおよび病室)を訪問し、患者さまとの心温まるひとときを共有いたします。
*実施に際しては、事前に介入のご希望や動物アレルギー等の確認を行っております。

*実施に際しては、事前に介入のご希望や動物アレルギー等の確認を行っております。
*動物ふれあい活動に参加する動物たちは定期的に、一般健康診断に加え、腸内細菌検査を実施しています。
*時間は、14時30分~15時です。(緩和ケア病棟は毎月、その他の病棟は交代制で訪問)

アロマテラピー(芳香療法)-Aroma Therapy-

英国の関係アロマセラピスト連盟(IFA)認定、日本ホリスティックケア研究所卒業のアロマセラピストのご協力により、月2〜4回、入院患者さまを対象にアロママッサージを実施しています。
精神的・身体的リラックスを目的に、患者さまの病状や、個人の好みの香りによって精油を選択しマッサージを受けることができます。

*ベッドサイドまたは病棟デイルームにて行っています。