医療療養型病棟
患者様が安心して療養できる病棟づくりを心掛けています。
医療療養型病棟では急性期の濃厚な治療や検査・処置が落ち着き、慢性疾患としての継続治療・看護ケアが必要な患者様が入院される病棟です。安心して療養生活が送れるよう他職種と連携を取りながら、お一人お一人に合わせたケアを提供しています。患者様の尊厳を守り、患者様に可能な限りご自分でできることをしていただけるようサポートしています。
少しでもリラックスできる時間が過ごせるよう、散歩やレクリエーションを企画し参加していただくこともあります。
メッセージ
病棟師長からのメッセージ
医療処置やケアが継続して必要な患者様が入院されているので、定期的なカンファレンス(情報交換)を行っています。
研修や勉強会も定期的に企画し新しい知識や技術を習得するようにしています。
患者様にとってより良い処置やケアが提供できるようスタッフは、ベッドサイドにいることが多く、患者様とのコミュニケーションをとる時間を大切にしています。濃厚な処置やケアを提供するには病棟スタッフ同志の連携が大切なため、お互いに意見が言いやすい環境づくりを目指しています。明るく患者様と接することができるスタッフが多く、活気のある病棟です。
大切にしている患者ケア
季節の変化が療養中でも感じられるよう、体調が安定している患者様には散歩に行っていただいたり、窓の外が見られるようにベッドを一時的に移動したりしています。
嚥下機能が低下している患者さまが多くいらっしゃいますが、できる限り口から食事が食べられるよう言語聴覚士と相談しながら食事の形態や量を変えたり、食べられるものがないかみんなで相談しながら方針を決めています。
においや音などにも注意を払い、療養環境が快適であるように調整しています。
入浴は週2回計画しています。患者さまの状態によりお身体を拭くことに変更することがありますが、寝たままで入れるお風呂は心身のリラックス効果をもたらし、会話が弾み、いつもとは違う患者様の表情が見られる時間となります。
患者様が大切にされていたぬいぐるみやお写真などをご持参いただき、自宅で過ごされているように感じていただけるよう、可能な限り調整をしています。