ボランティアについて

病院ボランティア

病院で行われるボランティア活動に関する情報を掲載しております。
当院では、特にボランティアをされる方に資格を求めることはありません。また、活動領域も特に制限していません。幅広い年齢層、職業、背景を持った方の参加を求めています。
※現在、新型コロナウイルス対策のため、中止をしておりましたが、今年度より、再開に向け検討を始めております。
皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしました。再開の折には、変わらぬご支援とご協力をお願いいたします。

ボランティア活動

当院のボランティアには、下記の様なメニューがあります。
基本的には、ボランティア自身の希望にそって、活動メニューを決めます。はじめのうちは、どれか一つの活動から始めていただき、内容を変更したり、追加することもできます。
※現在、新型コロナウイルス対策のため、中止をしておりましたが、今年度より、再開に向け検討を始めております。
皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしました。再開の折には、変わらぬご支援とご協力をお願いいたします。

一般ボランティア

当院にあります6つの病棟「緩和ケア病棟(ホスピス)、一般病棟、回復期リハビリテーション病棟、療養型病棟」のひとつに配属され、定期的なボランティア活動を行います。
ボランティア内容は、活動する曜日や時間帯にもよりますが、患者さんのお話相手、散歩や買い物の付添、身の回りのお手伝い、タオルたたみ、食事の配膳・下膳、食事介助、お茶の配膳、病棟行事のお手伝いなどがあります。

移動図書ボランティア

(木曜日14:00~15:30)
病院にご入院中の患者さまに本や書籍や写真集などを貸し出ししていただくボランティアです。この活動はグループで行っていますので、活動が交代制になっています。

ティーサービスボランティア

(水・土曜日 14:30~16:00)
緩和ケア病棟(ホスピス)のティータイムの時間に、患者さまやご家族の方へ美味しいコーヒーや紅茶をお届けするボランティアです。患者さまのご希望の注文をとり、お茶を作り、配膳し、片づけをするという流れです。自宅で焼いたケーキを提供してくださるボランティアさんもいらっしゃいます。
時には、一緒にお茶を飲みながら、患者さまとおしゃべりをします。

朗読・紙芝居ボランティア

療養型病棟を中心に患者さまとお話をしたり、本や雑誌、新聞などを読んでいただきます。
また、紙芝居をおこなうこともあります。朗読の技術も大切ですが、患者さまを尊重しながら活動をできる方を募集しています。

レクリエーション

(水曜日 14:00~15:00)
水曜日に活動している「練馬グループ」の皆様と病棟で歌を歌ったり、体を動かしたりして、患者さまと楽しい一時を過ごします。
また、水曜日以外にもレクリエーションを行うこともできます。

土曜コンサート(音楽)

(土曜日 14:30~16:30 年に2回まで)
毎週土曜日に行っている『土曜コンサート』で演奏する音楽ボランティアです。緩和ケア病棟(ホスピス)と外来ロビーの2箇所でコンサートを行っていただきます。コンサートといっても、音楽演奏だけでなく、踊り、パフォーマンス、落語など色々な芸能・芸術が可能です。

病棟コンサート(音楽)

(日曜日あるいは平日 14:00~16:00)
各病棟でミニコンサートをおこなう音楽ボランティアです。患者さまとお話をしたりしながら、楽しい一時を過ごします。

BGM演奏(音楽)

(日曜日あるいは平日 17:00~17:30)
夕方の一時、ゆったりした空間を創るために演奏する音楽ボランティアです。主に外来ロビー(グランドピアノ)での演奏が中心になります。

音楽療法サポートボランティア

当院で行われている音楽療法で、患者さまがよりよく参加できるようなお手伝いをしていただきます。活動内容は、音楽療法士の指示のもと、患者さまの歌集をめくるお手伝いや、一緒に歌ったりします。

コンサートサポートボランティア

(毎週土曜日 14:30~16:30)
当院で行われている「土曜コンサート」を運営するボランティアです。コンサートの司会、出演者の案内、プログラムの配布、会場作り、患者さまの移動のお手伝いなどを行います。このボランティアはグループで活動しております。

その他

当院のボランティアは、ボランティアさんのご希望になるべく沿うようにしております。
例えば、

  • 囲碁ボランティア
  • 将棋ボランティア
  • 園芸ボランティア
  • 化粧ボランティア
  • クラウンボランティア
  • 手芸ボランティア
  • 絵画ボランティア

などなど。

活動内容は、ご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。

ボランティア活動開始までの流れ

ボランティア希望

ボランティアを希望される場合は、電話でボランティアコーディネーターまでご依頼ください。
電話:042-491-3211

面接日の調整

ボランティアコーディネーターと面接日を決定します。
※登録ご希望の方は、必ず日時をお約束ください。
面接は、平日・土曜の9:00~17:00になります。

面接(登録)

お約束した日時に信愛病院へ来院いただき、登録申込書に記載いただきます。
希望される活動内容や、曜日、時間などをうかがい、活動内容についてを話し合います。
また、病棟を中心に病院を見学していただき、活動場所を確認します。
初回活動日を決定し、ボランティア、病院両者合意の上でご登録をいただきます。

活動開始

活動開始後も、活動内容の変更や問題があれば、ボランティアコーディネーターにご相談ください。

ボランティア よくある質問(Q&A)

ボランティア活動をする上で守るべききまりはありますか?

あります。
ボランティアの面接時に、「ボランティアをする前に」というパンフレットをお渡ししますので、よく読んでから活動をはじめてください。
例えば、ボランティア活動をすることによって知り得た情報(患者さまの氏名や病名、事柄)を外部にもらしてはいけません。といったきまりがあります。

ボランティアの時の服装はどういうものがよいでしょうか?

活動時の洋服は、動きやすいもので、靴は音がしないものをお勧めしています。
また、エプロンは各自でご用意いただいております。

実際のボランティアはどのような流れになっていますか?

活動内容によって若干異なりますが、大体の流れをご説明いたします。

  1. 信愛病院にご来院ください。
    *活動開始時間の10分前には余裕をもってきてください。
  2. エプロンと名札を着用します。
  3. 手洗いと消毒をしてください。
  4. 時間前に活動場所へ行き、スタッフに来たことを伝えてください。
  5. ボランティア活動開始。
    *慣れるまでは、スタッフや先輩ボランティアに教わりながら活動します。
  6. 活動時間が終わったら、スタッフに終わったことを伝えてください。
  7. 手洗いと消毒をしてください。
  8. ボランティアルームにあるスケジュール簿に、活動終了後のチェックをし、次回の活動予定を記載します。

活動予定に関してですが、所用ができたり、体の具合が悪く違う曜日にお手伝いをしたい場合は、どのように連絡をすればよいですか?

基本的に活動頻度、曜日、時間はボランティアの方の希望で決めていただいております。
*変更の場合、1週間以上前に変更をご希望される場合は、スケジュール簿に直接記載します。もし、1週間前〜急にご予定が合わなくなった場合は、直接あるいは電話でスタッフにご連絡ください。(なるべく早めに連絡いただくようお願いいたします。)
※現在はコロナ感染対策のため、ボランティア活動は中止しております。

ボランティア研修というのはありますか?

あります。
年に2回ほど実施しております。先輩ボランティアの話や、講習会、ワークショップ、話し合いなどその時の必要に応じて様々な内容を行っています。また、研修会終了後には、当院の職員と懇親会も行っています。

患者さんと話をするタイミングが難しいのですが、どのようにすればよいでしょうか?

ボランティアさんが緊張しているのと同じように、患者さんも緊張しています。
まずは、いきなり話をするのではなく、身の回りの活動をしてみてください。おしぼりをたたんだり、お茶を配ったりしているうちに、顔見知りになり、自然と話ができるようになります。

ボランティア保険には、加入したほうがよいのでしょうか?

病院では、年間500円のボランティア保険に加入することをお勧めしております。
但し、保険のお金に関しては、ボランティアさんの負担になりますので、活動頻度や内容によって各自でご判断ください。
この保険は、ボランティア活動をする際の往復の事故や、患者さんに対して起こしてしまった事故なども含まれています。

ボランティア活動をする上で、困ったり、悩んだりしていることがありますが、誰か相談にのってくれる人はいるでしょうか?

ボランティアに関しては、ボランティアコーディネーターがおりますので、お気軽にご相談ください。また、各病棟では、ボランティア担当スタッフや病棟師長でも大丈夫です。
また、もし共有しても良い内容の場合は、ボランティアノートに記載するのも一つの方法です。先輩ボランティアが、様々なアドバイスをくれます。

患者さまが喜ぶ曲はどんなタイプの曲ですか?

患者さまお一人お一人によって好きな曲が違うので、誰もが喜ぶ曲というものはないと思います。当院の場合、比較的ご高齢の方が多いので、唱歌や流行歌などは、誰もが知っている歌といえます。ただ、曲は知らなくても、演奏家の情感や熱意、歌心が伝わってきますし、それが、生の音楽の醍醐味だと思いますので、皆様の好きな曲や得意な曲を演奏してください。また、逆に「この曲をやっても大丈夫?」という心配がある場合は、音楽担当者にお気軽にご相談ください。

患者さまが「耳障り」だと思うことはありますでしょうか?

もちろんあります。
特に具合が悪い時は、いつもなら好きな曲でも、聞くのが疲れることは誰にでも経験はあると思います。また、音楽があまり好きではない方もいらっしゃいます。不快な気分になっている患者さまには、スタッフがフォローをするようにしておりますので、あまりご心配はいりませんが、音量や演奏時間などにご配慮をいただきますようよろしくお願いいたします。