作成者別アーカイブ: 土曜コンサート担当者

2019年3月23日 信愛病院土曜コンサート「メバルケット(相田 友子)」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。本日は予定が変更になり、初出演のメバルケットさん(相田友子さん)にお越しいただきました。讃美歌に合わせたゴスペルダンスということで、土曜コンサートの中でも初めてのプログラムでした。

プログラム

いつくしみふかき、心くじけて(一羽の雀さえ)、川のような平安が(安けさは川のごとく)、ありがとう、君は愛されるために生まれた

フラダンスを基調とした足元のステップと手の表現に、優しい讃美歌が寄り添います。腕の繊細な動きや表情からは、歌詞に込められた想いが伝わってきました。ハワイの教会などで行われているダンスということで、心も体もゆらゆらと安らぐ一時でした。賛美歌を共に歌われる観客の方もいらっしゃいました。

 

2019年3月16日 信愛病院土曜コンサート「山根かおる」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。今回は土曜コンサートでもお馴染みの、山根かおるさんのピアノ演奏です。楽しみにされていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

プログラム

ノクターンop.9-2(ショパン)、アラベスク第2番(ドビュッシー)、月の光(ドビュッシー)、子犬のワルツ(ショパン)、悲愴ソナタ第2楽章(ベートーヴェン)、幻想即興曲(ショパン)、アヴェ・マリア(シューベルト)

天気雨が降り、神秘的な雰囲気の午後、ピアノの繊細な音色に耳を傾けます。優しく語りかけるようなクラシック音楽の数々を聴きながら、皆さまはどんな風景を、どんな人を思い浮かべたでしょうか。最後の『アヴェ・マリア』では、目を閉じて祈るように聴き入っているかたが多くいらっしゃいました。

 

 

2019年3月9日 信愛病院土曜コンサート「山本絵里、遠藤百合」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。今回が8回目のご出演となります、ピアノの山本絵里さん、ヴァイオリンの遠藤百合さんのお二人です。

プログラム

冬(ヴィヴァルディ、四季より)、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ(バッハ)、幻想曲(ショパン)、朧月夜、他

ピアノとヴァイオリンの二重奏、そしてそれぞれのソロと、時に力強く、時に繊細な、素晴らしい演奏でした。山本さん、遠藤さんは、お二人のお話しのやり取りでも、いつも楽しませてくださいます。和やかにくつろげる雰囲気の中で、深く音楽を味わうことが出来る時間でした。ピアノもヴァイオリンも、間近に聴くと素晴らしい響きです。

 

2019年3月2日 信愛病院土曜コンサート「鈴木 真理子、桂 綾子」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。今回は、5回目のご出演となるピアノの鈴木真理子さん、そして初めてのご出演となるフルートの桂綾子さんのお二人でした。

プログラム

天使の糧(フランク)、愛の挨拶(エルガー)、アヴェ・マリア(バッハ、グノー)、歌の翼に(メンデルスゾーン)、天使の声(ブルグミュラー、25の練習曲より)、アリエッタ(グリーグ、抒情小曲集より)、さくら(日本古謡)、シャンソン・トリステ(チャイコフスキー)、セレナーデ(ウッダール)、ふるさと

少し春らしくはなってきたものの、まだまだ冷たい風が吹くこの日。澄み渡るようなフルートの音色と、優しく包み込むようなピアノの音色をじっくりと楽しみました。穏やかで心が明るくなるような曲も多く、お二人の暖かな演奏が、春を呼んできてくれるようです。最後の「ふるさと」では涙しながら歌われる方もいらっしゃいました。

 

2019年4月6日 信愛病院土曜コンサート「トイカフェ 二胡教室」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。今回は、土曜コンサートの中でもめずらしいプログラム、中国楽器の二胡(にこ)の演奏です。東久留米の「トイカフェ 二胡教室」の皆様がお越しくださいました。

プログラム

童神、ザ・ローズ、アメージング・グレイス、望春風、風の子守唄、見上げてごらん夜の星を

皆さまは二胡という楽器をご覧になったり、音を聴かれたことはありますか?とても優しく、絹のような滑らかな音がする楽器です。今回は9名の皆さまで、沖縄の歌や、讃美歌、そして台湾の曲と、様々な曲を披露してくださいました。メンバーの中には小学校三年生の男の子も!普段耳にしている曲も、二胡で奏でるとまた違う印象です。大陸の風を感じるコンサートでした。

 

2019年2月16日 信愛病院土曜コンサート「NOAH」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。昨年末に引き続き、今回もいらしてくださいました、NOAH(のあ)さんです。ピアノ弾き語りで、懐かしの名曲をたっぷりと届けてくださいました。

プログラム

梅干しの唄、りんごのうたメドレー(りんごのひとりごと~リンゴの唄~リンゴ追分~津軽のふるさと~リンゴの木の下で)、世迷い事、望郷じょんがら、蘇州夜曲、丘を越えて、ラバウル小唄

ロビーにNOAHさんのピアノと歌声が響き、歌詞をご覧になりながら歌う観客の皆様の声も、曲が進むにつれどんどん大きくなっていきます。様々なりんごのうたを歌ったメドレーでは、それぞれの楽曲の雰囲気の違いを楽しむことができ、りんごのいい匂いが漂ってくるようでした。『ラバウル小唄』では「さらば皆さん また会う日まで」「今日の出会いを ありがとう」と替え歌をして、皆様で歌い合いました!

2019年2月9日 信愛病院土曜コンサート「Piano Duo Figaro」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。「大雪が降るかも!?」という天候の中、お越しいただいたのはPiano Duo Figaro(ぴあの・でゅお・ふぃがろ)のお二人です。

プログラム

野ばら、アヴェ・マリア、楽興の時 第3番、未完成交響曲 第1楽章、ピアノ五重奏曲「ます」第4楽章、「白鳥の歌」よりセレナーデ

今回は「シューベルトな午後」と題して、シューベルトの楽曲づくしのプログラムでした。お2人の4本の手が、ぴったりと息を合わせて音楽を紡いでいきます。1人の作曲家の曲と言えども、歌曲、器楽曲、交響曲と多彩です。一方でどの曲でもシューベルトの若い想いや情熱が感じられ、お二人の演奏を通して、若い頃を思い出された方もいらしたようでした。寒さ厳しい中、お越しいただきありがとうざいました。

 

2019年2月2日 信愛病院土曜コンサート「ポロニア・ネットワーク」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートをこないました。今回が13回目のご出演となります、ポロニアネットワークの皆さまです。フルートの澤田さん、ソプラノの上村さん、ピアノの川田さんのアンサンブルでした。

プログラム

リュートに寄せて、うれしい象さん、ほしとたんぽぽ、しらかば、おもてなし、愛は花、「歌の翼」による幻想曲、ムーンリヴァー

前半はソプラノの歌の演奏、後半はフルートの演奏に、ピアノの伴奏が寄り添います。『うれしい象さん』の歌では「ウフフフフ」と一人(一頭?)で笑っている象が登場します。聴いているこちらも思わず「フフフ」と笑ってしまうような楽しい歌でした。フルートの演奏では、清々しいフルートの音色が心や身体にしみこんでくるようです。寒さに縮んだ心がふわりとほぐれるような、素敵なコンサートでした。

 

 

2019年1月26日 信愛病院土曜コンサート「花すみれ」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。今回のご出演は「花すみれ」さんです。前回は歌とピアノの二人組でいらしてくださいましたが、今回はピアノ独奏でのご出演です。クラシックの名曲を演奏してくださいました。

プログラム

エリーゼのために(ベートーヴェン)、幻想曲(モーツァルト)、ワルツ 作品番号69-1(ショパン)、ワルツ 作品番号34-2(ショパン)、コラール前奏曲「心よき喜びの声にて」(バッハ)、夜想曲 作品番号9-2(ショパン)

力強さと繊細さの緩急に、気持ちがぐっと引き込まれます。一台のピアノを弾いているはずなのに、本当に多彩な音色です。「ああ、この曲!」と皆様頷かれる『エリーゼのために』、切なさが漂うショパン、穏やかなバッハ。クラシック曲の中でも耳に馴染んだ曲が多く、じっくりと楽しむことができました。

2019年1月19日 信愛病院土曜コンサート「Trio MinT」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。今回は、いつも素晴らしいピアノ連弾を届けてくださるDuo MinT(デュオ・ミント)の柴田さん、遠藤さんのお二人に、当院音楽療法士福冨が加わり、Trio MinT(トリオ・ミント)として演奏をしました。

プログラム

ピアノ協奏曲第2番より1楽章(ラフマニノフ)、ラプソディ・イン・ブルー(ガーシュイン)、マンマ・ミーア(ABBA)、イージー・ウィナーズ(スコット・ジョプリン)、リベルタンゴ(ピアソラ)、竹田の子守歌(京都府民謡)、剣の舞(ハチャトゥリアン)、ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス)

協奏曲の重厚な和音から始まり、ピアノがのびのびと歌います。お二人の息の合ったピアノ連弾に、途中からはマリンバの木の音色や様々な打楽器も加わりました。体でリズムをとって聴かれている方も多くいらっしゃり、『ラデツキー行進曲』では観客の皆様の手拍子も楽器の一つとなりました!実はデュオ・ミントのお二人も音楽療法士。そんなご縁から結成されたトリオでした。