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信愛苑 ランチイベント 報告

6月3日(土)に有料老人ホーム信愛苑の入居者とご家族対象のランチイベントを行いました。
「食べる“よろこび”高齢者になっても食事を楽しむためのひと工夫」 
今回のイベントではご高齢の方や介護が必要になった方が、「食べるよろこび」を感じるために何ができるのかをテーマにトークライブとランチ試食会を行いました。
当日は用意した席が満席になるほど、多くのご利用者様に参加頂きました。

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<プログラム>
●食事の楽しみを考えるトークライブ

トークライブ出演者
大沢和義(てまるプロジェクト代表/陶芸家)
「「てまる」は、すべての人に“美味しい”食事をして頂くために生まれました。食卓に器を置いたままでもすくいやすいよう器の縁に返しがあり、また適度な重みもあり、片手ですくう際にも安定するように工夫されています。
「てまる」は料理が美味しく映える器の質感と手にしたときの食器のぬくもりを大切に、岩手職人が一つひとつ熟練の手わざで作っています。
イベントでは、「てまる」の器で食事をしていただきます。持った時、ぴったりと手になじむ実感を是非、手にとって実感してください。」

大沢和義

高山弘臣(医療法人健友会 歯科医師) ・鹿又麻記子  (医療法人健友会 歯科衛生士)
「口は「食べる、息をする、話す」といった重要な器官です。
単なる口の中のケアだけでなく、誤嚥性肺炎の予防とともに、いつまでも口から美味しく食べて、栄養摂取ができ、楽しくお喋りができるような生活を支援しています。」

高山弘臣                       鹿又麻記子

松井大輔 (「暮らしのうつわ花田」 店主)
「九段坂上40年。食卓を豊かにする素敵なうつわのお店です。
うつわをを通じて、食事をもっと美味しく、食事の時間をもっと楽しく!の想いを届けています。」

松井英輔

鐙勉(社会福祉法人信愛報恩会 常務理事)
「「食べる楽しさ」は人それぞれが辿ってきた「食歴」の意味や香り、器の魅力などが大きく関わっています。」

鐙勉

 

●「てまる」を使ったランチ試食会&ミニショップ

今回のイベントの為にフードサービスの職員がスペシャルメニューを作りました。メニュー

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<てまるの特長>
「てまる」は、岩手の陶磁器職人、器職人が制作している介護食器シリーズです。
・介護用ではないこと・・・家族や社会からの疎外感を排除
・美しさ・・・心の栄養
・食べやすさ・・・介助なく自分で食べられる喜び
・食べやすさ・・・スムーズな介助
食事は1日3回の元気の源、アクティビティ・ケアです。
体だけでなく心も豊かになることで、次への活力が生まれました。

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