月別アーカイブ: 2018年5月

2018年5月26日 信愛病院土曜コンサート「Piano Duo Figaro」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。今回が4回目のご出演となる、Piano Duo Figaro(ピアノデュオ、フィガロ)のお二人です。入曽晃子(いりそてるこ)さん、遠藤晴美(えんどうはるみ)さんによるピアノ連弾でした。

プログラム

ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調「運命」第1楽章から第4楽章、乙女ちっくベートーヴェン

今回はなんとベートーヴェン尽くしの30分!「信愛病院では毎週コンサートがあるので、他のところではやらないようなプログラムにしてみました」とお二人。運命といえば「ジャジャジャジャーン」と思い浮かびますが、本当は「ンパパパパーン」というもっと軽やかなテーマだそうで、「始まりの休符が大切です!」と教えていただきました。ピアノ1台ではありますが、4本の手で表現することで、重厚なオーケストラの響きが聴こえてくるようです。

 

2018年5月26日 信愛病院 家族会

2018年5月26日、第22回家族会が行われました。会は記念式と茶話会の2部からなり、今回私は初めて1部から参加をさせていただきました。

18家族、34名のご家族が家族会に参加して下さいました。式が始まるまでの間、入院中に撮らせていただいた写真をスライドにして公開すると、ご家族同士で「懐かしいね」と笑いながらお話しされたり、静かに涙を流され、写真に見入られたりと、それぞれ、様々な想いでスライドをみられていました。スタッフもご家族と同じ想いで退院された患者様を偲ぶことのできる時間となりました。

1部の開始時刻になると、退院された患者様の名前が読み上げられ、その後ご家族による献花をしていただきました。今回参加できなかったご家族、親族に代わって、医師、看護師、スタッフも献花をさせていただきました。

第1部 記念式

2部の茶話会では、医師やチャプレン、看護師などスタッフを交えて、ご家族の想いや近況を伺うことができました。私は、去年育児休暇中であったため、大半のご家族と面識がありませんでした。しかし、ご家族代表のお言葉で入院中の思い出を聞かせていただいたり、参加されたご家族から「短い時間だったけど、ここに来れてよかった」という言葉を多くいただき、少しでも良い時間を過ごして退院されたことに嬉しく感じました。

第2部 茶話会

A病棟に入院される患者様の中には、早くて数時間から数日で退院されることも少なくありません。そのため、日々の業務で患者様と関わる何気ない時間でも、翌日に同じことができるとは限りません。今回、ご家族から「こういうことができて良かった」という思い出をたくさん教えて頂くことができたため、これから入院される患者様やご家族の個別性を考えながら、”良かったこと”をケアとして広げることができたら良いなと感じました。

想いをのせて…風船を飛ばします

大切なあの人に届きますように

最後に、今回参加していただいたご家族、ご協力いただいたスタッフの方々に感謝申し上げます。

(看護師 大友)

2018年5月19日 信愛病院土曜コンサート「長見早苗、鈴木真理子」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。長見早苗(おさみさなえ)さん、鈴木真理子(すずきまりこ)さんのお二人で、ヴィオラとピアノのアンサンブルでした。

プログラム

愛の挨拶(エルガー)、音楽に寄せて(シューベルト)、野ばら(シューベルト)、トロイメライ(シューマン)、無伴奏チェロ組曲3番よりブーレ(バッハ)、ラルゴ(ヘンデル)、献呈(シューマン)

ヴィオラという楽器をご存知でしょうか?ヴァイオリンと同じような形ですが、長見さんが楽器を構えると…大きい!そう、ヴァイオリンよりも大きく、チェロよりはだいぶ小さい、そんな楽器がヴィオラです。オーケストラでは縁の下の力持ちのような存在ですが、今日はそんなヴィオラが主役!とても深みのある優しい音色に、鈴木さんのピアノがそっと寄り添い、クラッシックの名曲を奏でます。

 

 

 

2018年5月8日 動物ふれあい活動

今月の活動は連休の暑さとは対照的に肌寒い雨まじりの日のふれあいとなりました。動物たちも人も連休疲れ(?)をものともせず、がんばって活動してくれました。

今日は11人、9匹のボランティアさんと動物たちの参加でした。MIX犬のそらちゃんは体調がすぐれず、控室までの参加となりました。お大事にね。

5月8日活動集合写真

5月8日(火)活動 ボランティア11人 犬8匹、猫1匹                       

MIX犬のそらちゃんの写真

MIX犬のそらちゃんは今日はここまで。早く元気になってね。

♦E病棟でのふれあい活動

MIX犬のひじきちゃんの写真

MIX犬のひじきちゃん 患者さんをじっと見つめるつぶらな瞳がとてもキュート

MIX犬のじょう助ちゃんの写真

MIX犬のじょう助ちゃん 僕、犬は苦手だけど人は全然だいじょうぶだから・・

♦F病棟でのふれあい活動

トイ・プードル犬のポワロちゃんの写真

T・プードル犬のポワロちゃん お膝に乗ってもだいじょうぶ? 僕軽いでしょう?  

シェルティ犬のそらちゃんの写真

シェルティ犬のそらちゃん 器量良しの5才の女の子です。 

♦そらちゃんは久しぶりの活動です。最近はずっとお父さんはメイちゃんを連れてきていたので。おとなしめのそらちゃんが、今日はいつになく積極的にお友達に挨拶していました。

♦一芸披露コーナー

マルチーズ犬のマリリンちゃんの写真マルチーズ犬のマリリンちゃん  「待てだよ!」

MIX犬のもうもうちゃんの写真MIX犬のもうもうちゃん 「ハイ、ジャンプ」

♦3回目の“うちの子”シリーズは黒柴犬のハナちゃんです。

“安西さんちのうちの子”

15才になった安西ハナです。ハナが2才の時に信愛病院のふれあいボランティア活動を知りました。「私とハナにできるかしら?」と心配しながら参加しました。活動では皆さんに撫でていただいたり、体が大きいのに抱っこしていただいたりと、嬉しそうにしているハナと皆さんの笑顔を見てほっとし、「これなら続けられる!」と思いました。ボランティアに行く日は、私が活動制服の青いシャツを着ると、ハナもお出かけモードになり、スカーフを締めてルンルンで出発です。リハビリのお手伝いにも参加し、ボール投げ、ブラッシング、スカーフ結びなどもしました。 うまくできなかった事は家で練習しながら遊びました。12年間活動して、一昨年引退し、今は家でゆっくり、のんびり過ごしています。現在は、私がひとりで活動に参加していますが、青い制服のシャツを着ると、そばに来て、「私は?」というように顔を見ます。「ハナはお留守番ネ」と言うと、また寝てしまいます。でもきっとふれあい活動の楽しい夢を見るのでしょう。

黒柴犬のハナちゃんの写真

♥ハナちゃんの初回活動は平成16.03.09でした。いつも一番乗りのハナちゃんは、控室に顔を見に行くと、‘くるん’とお腹を見せてくれて、「さわって、さわって」の甘えん坊の女の子。平成28.04.12が最後の活動で、卒業となりました。12年間も第一線で活躍してくれました。お母さんは現在もひとりで活動に参加されています。ハナちゃんまたお顔を見せに来てほしいな! (病院スタッフ)

2018年5月12日 信愛病院土曜コンサート「大津 孝行」

信愛病院外来ロビーにて土曜コンサートを行いました。今年でなんと、土曜コンサートご出演19年目でいらっしゃる、大津 孝行(おおつ たかゆき)さんです。

プログラム

フルートソナタ「忠実な羊飼い」より、愛のメモリー、パリの空の下、虹の彼方へ、マイ・ウェイ、讃美歌6番「よろずのもの」

昨年12月から約半年ぶりにご出演いただいた大津さんですが、今回はヴィヴァルディ作曲のフルートソナタから、シャンソン、ミュージカルソング、皆様も知っている歌謡曲まで、様々なプログラムを演奏してくださいました。優しく温かいフルートの音色と歌声、そしてお話に、心が洗われるようでした。

第109回信愛報恩会創立記念式「永年勤続表彰」

4月4日(木)に第109回信愛報恩会創立記念式にて、永年勤続表彰を行いました。
今年度は、勤続30年 4名、勤続20年 4名、勤続10年 14名の方が表彰されました。

コリントの信徒への手紙ー13章4ー13節
「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。 不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。」

竹前牧師挨拶
「信じること、愛することこれが報恩会の大切な理念、立ち続けているものです。「愛」とは何かそれは「大好き」ということではありません。裏切られても、裏切られると分かっていてもその人を大切に思うことです。でも私たちは裏切る者を愛せない弱さを待っています。なかなか難しいものです。でも唯一主イエスだけはそれを実行されたのです。神様の愛を私たちに示してくださったのです。仕事をして行く中で辛いこと、嫌なことがある相手を受け入れることができない私たちでも愛してくださる神様がいることを知っていただいてきたいのです。」

  

牧師より、信愛報恩会の理念についてお話がありました。一年に一度、この創立記念日に初心に返り、職員一同頑張っていきたいと思います。

2018年4月10日 動物ふれあい活動

今月の活動は夏を思わせる暑い日のふれあいとなりました。動物は人間よりも体温が高いので、要注意です。ボランティア・リーダーさんより水分補給をするよう指導がありました。

♦今日もたくさんのボランティアさんと動物たちの参加で、ワンフロアの広い会場が大にぎわいでした。

4月10日(火)活動 ボセンティア数16人 犬14匹 猫1匹

♦A病棟でのふれあい活動

マルチーズ犬のマリリンちゃん(左)Bフランダース犬のパンジィちゃん(中)、Tプードル犬のポワロちゃん(右)

MIX猫の木蓮ちゃん だだ今当ファミリー唯一活動中の猫ちゃん。でも少し恥ずかしがり屋さんなので、ケースの中からご挨拶。

♦C病棟でのふれあい活動

MIX犬のハイサイちゃん 私は沖縄から、今のお母さんのところにやってきました。沖縄の言葉でこんにちは(ハイサイ)が私の名前です

MIX犬のトムちゃんです。お目々まん丸の愛くるしい男の子です。

♦いつもふれあいの合間に、おうちで練習している芸やお行儀よく待っていられるか、お座りしていられるかなどの特技披露タイムがあります。

Mダックス犬のボーちゃん

Eコッカー犬のアミーちゃん。

♦友達という名のアミーちゃんはとても芸達者な女の子です。毎回新しい特技を覚えては患者さまを笑顔にしてくれます。

MIX犬のひじきちゃん(手前) MIX犬のそらちゃん(右)

♦ボランティア犬全員でお座り待ての実施中です。みんな自分のお母さん、お父さんを注視して、指示を待っています。

♦“うちの子”シリーズの2回目はMIX犬のもうもうちゃんです。

   “後藤さんちのうちの子”                                 信愛病院で犬連れボランティアをしている後藤ともうもう(10歳)です。こちらでの活動は15年以上になると思います。1頭目はシーズーのココア、2頭目はトイプードルのモカ、現在はミックスのもうもうと活動しています。シーズーのココアは人も抱っこも大好きでいつもしっぽ振り振り楽しんで活動してくれていました。モカはボール投げが大好きなので、作業療法のお手伝いで活躍してくれました。今はおうちでのんびり過ごしています。そして3頭目のもうもうは抱っこがあまり得意でありませんので、走ったり飛んだりおもちゃを追いかけたりして皆さんに目で楽しんでいただいています。さわられるのは大好きですから手を伸ばしてさわってくださるのは大歓迎です。それぞれ違う性格のわんこが我が家に来てくれて、それぞれ一緒にボランティアに参加できるのはとてもうれしいことです。その子その子の出来ることを探してこれからもずっとこの活動にかかわっていけるといいなぁと思っています。飼い主もワンコもいつも楽しませていただいています。

ミックス犬のもうもうちゃん

♥ シーズー犬のココアちゃんは後藤さんちの一番手の“うちの子”です。H14.9.10がデビューの活動日。人なつっこくてとても優しい子でした。トイプードルのモカちゃん(下の右側)はH18.7.11が初回の活動です。初回の写真をみると小さな熊のぬいぐるみみたいに小さくてかわいくてお母さんに抱かれて腕の中にすっぽりと収まっていました。さて、現在活躍中のもうもう(下の左側)は、H21.4.14からの参加、動き回るのが大好きで、いつも会場の真ん中でお母さんと一芸を披露、患者さんの熱い視線をあつめています。(病院スタッフ)                     

 

2018年4月28日 信愛病院土曜コンサート「ライリッシュ・オカリナ連盟所沢会」

信愛病院外来ロビーにて、土曜コンサートを行いました。土曜コンサートには6回目のご出演であり、信愛苑ふれあいコンサートにも度々ご出演いただいている、「ライッリシュ・オカリナ連盟所沢会」の皆さまです。

プログラム

野に咲く花のように、春の日の花と輝く、ショパンメドレー、切手のないおくりもの、山の音楽家、花の街、おぼろ月夜、せいくらべ、茶摘み

今回いらしていただいたお三方で「カサブランカ」というユニットを組んでいらっしゃるとのこと。まさに”息がぴったりと合った”ハーモニーでした。素朴で柔らかなオカリナの音色に、ホーっと気持ちが穏やかになる、素敵な午後のひと時でした。