月別アーカイブ: 2017年11月

2017年度 院内研修発表会報告

11月21日に「2017年度 院内研修発表会」を行いました。研究発表をまとめるプロセスは、日常の治療や看護、介護に対して大切な「気づき」となります。今年は、8席の発表がありました。その中から、最優秀賞 A病棟(緩和ケア病棟)、優秀賞 E病棟(療養病棟)、特別賞 薬剤科が表彰されました。

■院内研修発表会プログラム

第一群発表
1席 「趣味活動を用いたアプローチにより麻痺側上肢への意識が変化した症例」:リハビリテーション科
2席 「自然な生活を取り戻すために」~尿便意を感じオムツを外してトイレに行く!~:D病棟
3席 「清掃5原則に沿って病院清掃を見直す」:清掃係
4席 「業務改善による申し送りの短縮化」~申し送りノートの作成と活用~:B病棟

第二群発表
5席 「スコアリングシステムを用いた予後予測の検討」~予後に応じたより良いケアのために~:A病棟
6席 「入院患者の転倒事例と服用薬の関連性の検討」:薬剤科
7席 「拘縮の手掌を清潔にたもつ(ミョウバン水の使用を試しみて)」:E病棟
8席 「せん妄、意識障害にて緊急入院した終末期患者の緩和ケア一例」:医局

院内研究発表会

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難民申請外国人に無料健診 

信愛病院は、無料低額診療事業を積極的に行っており、その一環として、外国人の難民申請者を含む外国人生活困窮者に対して、無料や低額での医療を提供しています。

昨年都内の病院として初めて外国人生活困窮者を対象とした無料健康診断行い、今年も2017年11月12日に15カ国、約50名の方に実施しました。

無料健康診断

第一回しんあい介護セミナー開催しました。

11月11日は介護の日にちなんで、介護セミナーを実施しました。当法人には、介護事業所がたくさんあり、介護職とご利用者のご家族とで連携をとって、「介護」に取り組んでいます。今回は、介護ジャーナリストの小山朝子さんに「やりがい再発見!介護というお仕事」のご講演いただきました。また、二部では、当法人で働くスタッフや介護をされているご家族と共に、「介護の大変さや介護という仕事の魅力について語り合いました。

「いい(11)日、いい(11)日、毎日、あったか介護ありがとう」

介護セミナー

しんあいアートフェスタ2017を開催しました

「しんあいアートフェスタ」を2017年10月30日~11月4日に開催いたしました。アートには、「芸術」だけでなく「技」という意味があり、今年も様々なプログラムを通して「アート」に触れあっていただきました。

■作品展示

信愛の園、信愛デイケアセンター、信愛苑、しんあい清戸の里、よろず相談のご利用者様の作品を展示しました。とても素敵な作品ばかりで、来場者は熱心に見られていました。

 

信愛苑 作品  清戸の里  

■アートプログラム

アートプログラムは、絵手紙教室、クリスマスツリーカード作り、クリスマス飾りづくりなどの制作づくりを行いました。約1時間ほどの時間でしたが、楽しみながら制作していました。

絵手紙  クリスマス飾りづくり

クリスマスカード

■体験プログラム

体験プログラムは、ボイストレーニング&ミニコンサート、わらべうた、アロマオイルを使ったセルフケア、 音楽療法体験、脳トレ元気塾(清瀬市事業)、 バルーンを作って遊ぼう(子供対象)、職業体験 「看護・介護体験」(子供対象)、アクティビティ・トイなど。大人も子供も夢中になったり、癒されたり、笑ったり、汗かいたり。

ボイストレーニング&ミニコンサート アロマオイルを使ったセルフケア

音楽療法体験 わらべうた

車椅子体験 アクティビティ・トイ

■相談プログラム

高齢者住まい相談、認知症相談、よろず相談、緩和ケア相談の相談を行いました。常設の相談としては、地域包括ケアセンターや病院の患者サポートセンターがありますので、お気軽にご相談ください。

■見学バスツアー

信愛病院→しんあい清戸の里→信愛苑→信愛デイケアセンター→信愛の園(試食)を見学しました。病院や高齢者の住まい、介護施設を知ることは将来の安心につながるとの感想をいただきました。

■終活セミナー

桑名理事長より、「人生の最期のあったて尊厳ある医療の選択をするために」の講演がありました。誰もがくる最期の時をどのように準備するかはとても大切なことです。ご家族や主治医と話し合いをもつことがとても大事なことです。